入学前:パソコンのタイピング練習
必修科目を中心にバランス良く学んでいきます。ノートパソコンを活用し、コンピュータの基礎も身につけられます。
■基礎演習[1年次]
図書館で大量の本から情報を探す方法、高校とは全く異なる大学での授業の受け方、レポートの書き方など、大学生活で必要となるスキルを10名以下の少人数で学びます。
大学卒業後の進路も考えていきます。
専門の授業では3年次からのコース分けを視野に入れて履修。
図書館学・書誌学・情報学の3コースに分かれ、より専門的に学びます。所属するコース以外の授業を履修することも可能です。
■図書館学各論2[3年次]
ビブリオバトル、図書紹介のポップ作成、大学図書館での資料展示などチームのメンバーで協力して司書の専門的な知識と技術を学びます。図書館学コースで卒業課題研究を学修する前段階のアクティブラーニング型の授業です。
4年間の学びの集大成として、卒業課題研究に取り組みます。自分で研究テーマを決め、先生の指導を受けながら仕上げます。
プロジェクト型授業で学ぶこれからの新しい知識
3年次からは図書館学、書誌学、情報学の3分野のコースに分れて専門知識を学ぶことになりますが、ドキュメンテーション学科が目指しているのは、これら3つの学問を統合した新しい知識分野です。図書館にある日本文化を伝える資料をこれからの時代にも伝え、利用していくには、図書館学、書誌学、情報学の3つの知識を持つ専門家が必要です。「特別実習」では普段の授業では学ぶことが難しい、各授業で学んだ知識を融合して利用する課題解決型の学修をしていきます。
後藤 愛菜さん
ドキュメンテーション学科4年 埼玉県立本庄高等学校出身
図書館サービスの現状や課題に向き合い、利用者に寄り添う図書館司書になります
図書館司書を目指して図書館学コースを選択しています。印象に残っている授業は、地域が抱える問題の改善策を公共図書館のサービスから考える「図書館サービス論」です。横浜市の中期計画から問題点を見つけ、図書館の実地調査や提供中のサービスを調査し、予算や必要人員までを考えた改善案を発表しました。授業を通して、公共図書館が持つ地域問題解決力にも興味を持ち、図書館サービスの現状や課題に向き合うことができました。
伊倉 史人 教授
I C T 社会で通用する知識や技能の基礎体力を養い大輪の花を咲かせましょう
現代のICT社会において、パソコン等を使った情報処理や活用は必須のスキルです。使い方、仕組み、応用例を、1年次より基礎から段階的に学びます。書誌学コースの専門科目では、江戸時代以前に書写、出版された書物を扱うための知識や技術を、貴重書を実際に手に取りながら学ぶことができます。実社会で応用できる知識や技能を養いつつ、人生を豊かにするための教養も身につけてもらいたいです。