文学部タイトル

ドキュメンテーション学科開講科目一覧[2022年度]

ドキュメンテーション学科開講科目一覧(2022年度)の画像

※上記カリキュラムは変更となる場合があります。

 

3つのコースと主な授業科目

3年次から3つのコースに分かれます。他コースの科目も履修できます。

アイコン(二重レ点) 図書館学コース

図書館情報学に加えてコンピュータの知識や応用能力を備え、多彩なメディアから的確に情報提供できるデジタルライブラリアンを育成します。

  • 図書館学コース情報資源組織論
    図書館が提供する情報資源を利用しやすくするために必要な分類と目録の理論について学びます。
  • 情報サービス概論
    図書館利用者のさまざまな情報要求に対し、適切な情報や資料を提供するための具体的な手法を学びます。

voice

崎濱 瞳子さんの写真

崎濱 瞳子さん
ドキュメンテーション学科4年 沖縄県 浦添高校出身

図書館運営の業務を体験できる
図書館学コースでは、図書館を快適に利用してもらうための知識を実践的に学びます。図書館展示を学生自身がテーマから考える授業もあります。その中の本を利用者が借りてくれた時は嬉しかったですし、利用者の目に触れるまでの選書や本の所在変更、SNS の活用方法などさまざまな過程を知ることができます。

アイコン(二重レ点) 書誌学コース

日本に伝わる古い書物の特徴や種類を知り、その調査方法を習得。何百年も前の古典籍を実際に手に取って体験的に研究できます。

  • 書誌学コース書誌学基礎演習
    情報の採取法や問題点の見つけ方など、書誌データ採取に必要となる基礎的な知識と技術を学びます。
  • 書誌学各論2
    古書籍に関する知識と取り扱い方、書物の歴史、蔵書・文庫の形成、本文の比較方法について学びます。

voice

小幡 美栞さんの写真

小幡 美栞さん
ドキュメンテーション学科4年 神奈川県 大和南高校出身

古い書物から新しい気づきが生まれてくる
昔の書物から当時の人の感性や背景を調査することを中心とした書誌学コースを選択しています。古典籍という明治以前の書物に触れながら情報を集めて感じたことや気づいた点をレポートにまとめる授業は、緊張感があり印象的でした。個人で行う作業が多いため、達成感を多く得られるのも良いところだと感じています。

アイコン(二重レ点) 情報学コース

実社会にある多様な電子メディアからデータを整理し、そこから有用な情報を得るための情報処理技術を、基礎理論から応用分野まで広く学びます。

  • 情報学コースプログラミング概論
    コンピュータの動作を制御するプログラミングを基礎から習得し、「組込み系」と呼ばれるプログラミングを実習します。
  • ネットワーク演習
    インターネット上の資源を活用して、図書館やあなたの蔵書を、スマホやパソコンで検索できるようにします。

voice

久保田 憂さんの写真

久保田 憂さん
ドキュメンテーション学科4年 神奈川県 鶴見総合高校出身

プログラムが上手く動いた時が面白い
PythonやHaskell等の言語でプログラミングを行う授業を受けました。プログラムを何度も修正し、思い通りに動いた時に面白さを感じます。アンケート結果が記録された多数のファイルを処理するプログラムを作って、集計結果が出た時には、大きな達成感がありました。

教員・ゼミナール一覧

研究テーマ例

  • 資料の整理について研究する 角田 裕之 教授(図書館情報学)
  • 資料を電子化する 大矢 一志 教授(情報処理)
  • データベースを使ってプログラムを作る 田辺 良則 教授(情報学)
  • アメリカ公共図書館史を研究する 小南 理恵 講師(図書館情報学)
  • 情報アクセシビリティについて研究する 元木 章博 教授(教育情報学)
  • 古写本の伝来の調査、本文の比較をする 伊倉 史人 教授(書誌学)
  • 学校図書館・情報リテラシーを研究する 河西 由美子 教授(学際情報学)