歯科予防処置、歯科保健指導、歯科診療補助の三大業務を行い訪問歯科診療や口腔機能管理にも関わるなど、その役割が広がる歯科衛生士。
全身の医療知識を修得する科目群や病院での歯科臨床実習、臨地実習も充実し医療・保健・福祉の現場でも活躍できるプラスαの力を持つ歯科衛生士を育てます。
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歯科医療は発展を続けており、歯科衛生士はつねに最新の専門知識や技術を学ぶ必要があります。本科は、歯学部と連携しており、最先端の歯科医療を学ぶことができます。
歯学部附属病院、他大学医学部附属病院、総合病院、歯科診療所での実習を通して、歯科衛生士として現場で活かせる実践力を身につけることができます。
口腔保健に必要な知識と技術を養うためにスタートアップセミナー、ステップアップセミナー、キャリアデザインを開講し、一貫したキャリア教育を行っています。
歯科衛生士国家試験の対策として、模擬試験、補講、グループ学習、個別指導を行い、資格取得に向けて、一人ひとりを丁寧にサポートしていきます。
歯科衛生士の国家試験合格を目指す
歯科衛生士国家試験は高い合格率を維持し、社会の要請に応じた人材を送り出しています。
本学の歯科衛生科は、長い歴史と卒業生の活躍により社会から厚い信頼が寄せられています。授業では、3年次に社会で必要な知識やマナーなどを学ぶキャリア形成科目「キャリアデザイン」を必修として行います。特に採用先の歯科医師・歯科衛生士(本学卒業生を含む)を招き、必要とされている歯科衛生士像を知ることによって、社会の要請に応じて活躍できるように支援しています。就職活動が本格化する9月からは、教職員やキャリアコンサルタントが、履歴書添削や模擬面接のほか、就職の悩み相談や個人面談など、一人ひとりにきめ細かく対応し、就職へとつなげます。
本科の卒業生には、歯ブラシなどの口腔ケア用品メーカーに勤務して研究・商品開発に従事する人や、海上自衛隊に所属し、普段の業務のほかに海外医療支援に参加して歯科教育に携わるなど、幅広く活躍している人がいます。また、歯科診療所などに就職後、認定矯正歯科衛生士や日本歯周病学会認定歯科衛生士、ホワイトニングコーディネーター、インプラント専門歯科衛生士などの専門資格を取得する人もいます。
武元 麻衣さん
鶴見大学歯学部附属病院
歯科衛生科 2017年3月卒業
現在は口腔外科で、歯磨き指導をはじめとする口腔管理や診療の補助、器材管理を行っており、臨床実習の歯科衛生科の学生指導にも携わっています。大学病院では、さまざまな症例の患者さんが不安を抱え来院します。その方に対して、学生時代の臨床実習で得た患者さんへの声掛けや接し方は今でも活かされている事の一つです。多くの知識と経験を得る中で、口腔内環境を良好にすることは全身疾患の改善に繋がることを知り、や りがいを感じています。また訪問診療や周術期管理といった歯科衛生士の役割も多岐にわたり、需要も高まっています。そのためにも、自身のスキルアップとともに、大学病院において未来の意欲ある歯科衛生士の育成に貢献していきたいと思います。
6分で歯科衛生科のポイントが分かる!
学生や卒業生が語る学科の紹介を動画でご覧ください。