資格を活かして教育機関である幼稚園、児童福祉施設である保育所や各種福祉施設へ就職しています。
保育科の就職支援は、入学時から始まります。服装や身だしなみなどの指導を通して、就職活動に対する意識づけを開始し、1年次後期からは本格的なガイダンスや模擬試験を実施します。2年次の教育実習や保育実習では、実習内容を評価され、受験の機会を得るケースも多いことから、実習前にはマナー講座などを集中的に実施します。また、採用試験の応募に欠かせない履歴書の指導は、「講座」「個人指導」と、段階を経て、きめ細かく指導します。
歯科衛生士国家試験は高い合格率を維持し、社会の要請に応じた人材を送り出しています。
本学の歯科衛生科は、長い歴史と卒業生の活躍により社会から厚い信頼を受けています。授業では、3年次に社会で必要な知識やマナーなどを学ぶキャリア形成科目「キャリアデザイン」を必修として行います。特に採用先の人事担当者や卒業生を招き、必要とされている歯科衛生士像を知ることによって、社会の要請に応じて活躍できるように支援しています。就職活動が本格化する10月からは、教職員やキャリアアドバイザーが、履歴書作成や模擬面接のほか、就職の悩み相談や個人面接など、一人ひとりにきめ細かく対応し、就職へとつなげます。卒業後は、国家資格取得を基盤として歯科医療界の高い要望に応え、希望する職場で働くことができます。
専攻科保育専攻修了者の多くが科目等履修生(※)になっていますが、就職希望者は保育科卒業生同様、就職サポートを受けながら、保育所などに就職しています。
※学士並びに幼稚園教諭一種免許状取得をめざし、鶴見大学などで必要単位を修得する履修生のこと。科目等履修生時に就職活動を行います。
専攻科福祉専攻修了者は、介護福祉士国家資格を活かして、各種施設で働いています。
その他、幼稚園や保育所に就職した人の多くも、介護福祉士国家資格を取得したことで、将来の選択が広がっています。
2020年度卒業の外国人留学生はいませんでした。