医学・歯科医学の基礎的な知識と心構えを学ぶ
一般教養科目のほか、医学や歯科医学の基礎を学びます。理科系が苦手な人もきめ細かな指導で乗り越えられます。
基礎実習と臨地・臨床実習で実践力を高める
知識と技術を基礎実習で確実に身につけ、後期から歯学部附属病院などでの実習がスタート。
福祉関連の科目も選択できます。
臨地・臨床実習などで技術を磨き、学習の総まとめをする
前期は歯科臨床実習と臨地実習で実践力を磨き、後期は国家試験対策を兼ねた総まとめと少人数のグループ学習を実施。希望者は卒業研究も行うことができます。
総合大学のメリットを活かし、歯学部と連携して歯学部教員による最先端の歯科医療を学ぶ授業を開講しています。
講義だけではなく、実際に体や手を動かす実習も豊富にあり、教員との距離も近くきめ細やかな教育指導で、確かな知識と技術を修得できます。
保存科・補綴科・口腔外科・矯正科などの診療科を回る歯学部附属病院の巡回実習のなかで、歯科衛生科が運営する「口腔保健科」では歯科予防処置がメイン。歯科医師とベテランの歯科衛生士の指導のもと、歯磨き指導、歯石の除去など口腔疾患を減らす方法を学びます。
歯科衛生科では専用の基礎実習室・臨床実習室を有しています。
基礎実習室には歯科衛生士に必要な知識・技術を身につけるための設備が整っています。
臨床実習室には歯科臨床現場で使用されているユニット44台があり、現場を意識した充実した実習を行うことができます。
1年次から始まる講義や実習は、歯科衛生士国家試験を念頭においた内容となっています。
2年次の学年最後に模擬試験が行われ、1年後に行われる国家試験への心構えを作ります。
3年次後期には本格的な対策講義・模擬試験を行うと同時に、個別指導・少人数のグループ学習を行い、 資格取得に向けて一人ひとり丁寧にサポートしています。
口腔保健科では歯科衛生科実習生が主役!
口腔保健科は歯科衛生士と歯科医師の指導を受けての業務がメインになります。患者さんの磨き残しを調べ、正しい歯の磨き方を指導します。予防を重視して、多くの人の口腔疾患を減らす方法を学びます。
田﨑 みかさん
歯科衛生科3年 神奈川県 川崎市立幸高等学校出身
口腔保健科の実習では、卒業後即戦力の歯科衛生士として働けるように、ブラッシング指導や処置についてわからないことを質問したり、実習終了後に調べたりするなど、一つひとつの実習を確実に行うよう努めました。また少しでも患者さんに信頼してもらえるよう、自分の手元だけに集中せず、声をかけながら患者さんファーストで行うよう心掛けました。
萬 奈々さん
歯科衛生科3年 神奈川県 横浜英和女学院高等学校出身(現 青山学院横浜英和高等学校)
手厚いサポートの中で実践経験を積み重ね、歯の健康を守る専門家として活躍します
歯学部が併設されている中でも、緑豊かなキャンパスや大きな図書館があること、臨床実習、臨地実習で長期間充実した実習ができるところに惹かれ歯科衛生科を志望しました。相互実習ではクラスメイトの口腔内の観察や、歯石除去、フッ化物歯面塗布のほか、実際に人の口腔内で歯型を取って石膏模型を作る実習も行いました。多くの先生方のサポートを受けながら、器具の扱いや、患者さんへの声掛けなどを、実践的に学ぶことができる貴重な環境だと感じます。
田中 宣子 准教授
即戦力となる歯科衛生士になるという目標に向かって、努力を続けましょう
「衛生学・公衆衛生学」「歯科診療補助論」を担当し、特に歯科診療補助は「歯科衛生士の三大業務」の一角を占め、臨床の場で即戦力として活躍するために非常に重要な学びです。この実習では、最先端の知識を身につけると同時に、模型実習、相互実習、臨床実習を通じて、実践的な技術を徹底的に修得します。本科には経験豊富な歯科衛生士や、現役の臨床医が教員として多数在籍し、講義や実習ではその知識や技術を余すところなく伝えていきます。