入学前:化学や医療に関するワークシート課題
一般教養科目のほか、医学や歯科医学の基礎を学びます。理科系が苦手な人もきめ細かな指導で乗り越えられます。
病理学では、身体に起こるさまざまな病気について学ぶと同時に口腔との関連について学びます。
むし歯、歯周病の予防処置における専門的な知識、技能を身につけます。学生同士の相互実習も行います。
知識と技術を基礎実習で確実に身につけ、後期から歯学部附属病院などでの実習がスタート。福祉関連の科目も選択できます。
歯学部附属病院の各診療科において、患者さんを診療する歯科医師や歯科衛生士の指示を受けながら実習を行います。
前期は歯科臨床実習と臨地実習で実践力を磨き、後期は国家試験対策を兼ねた総まとめと少人数のグループ学習を実施。希望者は卒業研究も行うことができます。
幼稚園や小学校などで歯磨き指導を行います。また、介護老人保健施設や特別支援学校などで実習を行います。
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総まとめとして、講義、模擬試験を行い、国家試験に備えます。
総合大学のメリットを活かし、歯学部と連携して歯学部教員による最先端の歯科医療を学ぶ授業を開講しています。保存科・補綴科・口腔外科・矯正科などの全部で13の診療科を回る歯学部附属病院の巡回実習のなかで、歯科衛生科が運営する「口腔保健科」では歯科予防処置がメイン。歯科医師とベテランの歯科衛生士の指導のもと、歯磨き指導、歯石の除去など口腔疾患を減らす方法を学びます。
教科書や講義では分からないことを附属病院で学ぶ
歯科衛生科3年 神奈川県 大和西高校出身
田中 春希さん
附属病院の臨床現場で、歯科衛生士がどのようなことを行っているのかを見学しています。治療の流れや使用する器材など、教科書 や講義からでは分かりづらいことも教えてもらえるので、とても勉強になります。これまでの授業で最も印象的なのは、マネキンではなく学生同士で患者誘導から問診、検査までを行う「相互実習」です。以前は人と話すのが少し苦手でしたが、実習先の方や患者さんと話す機会が増え、人見知りせずに人と向き合えるようになりました。