短期大学部タイトル

3年間の学びの流れ

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基礎を固め歯学部と連携し、磨かれる実践力

1年次

医学・歯科医学の基礎的な知識と心構えを学ぶ
一般教養科目のほか、医学や歯科医学の基礎を学びます。理科系が苦手な人もきめ細かな指導で乗り越えられます。

2年次

基礎実習と臨地・臨床実習で実践力を高める。
知識と技術を基礎実習で確実に身につけ、後期から歯学部附属病院などでの実習がスタート。
福祉関連の科目も選択できます。

3年次

臨地・臨床実習などで技術を磨き、学習の総まとめをする。
前期は歯科臨床実習と臨地実習で実践力を磨き、後期は国家試験対策を兼ねた総まとめと少人数のグループ学習を実施。希望者は卒業研究も行うことができます。

 

カリキュラムのポイント

現場で学ぶ、最先端の歯科医療

歯科衛生科の写真総合大学のメリットを活かし、歯学部と連携して歯学部教員による最先端の歯科医療を学ぶ授業を開講しています。
講義だけではなく、実際に体や手を動かす実習も豊富にあり、先生との距離も近くきめ細やかな教育指導で、確かな知識と技術を修得できます。
保存科・補綴科・口腔外科・矯正科など全部で13の診療科を回る歯学部附属病院の巡回実習のなかで、歯科衛生科が運営する「口腔保健科」では歯科予防処置がメイン。歯科医師とベテランの歯科衛生士の指導のもと、歯磨き指導、歯石の除去など口腔疾患を減らす方法を学びます。

 

歯科衛生科専用の実習施設

歯科衛生科専用の実習施設歯科衛生科では専用の基礎実習室・臨床実習室を有しています。
基礎実習室には歯科衛生士に必要な知識・技術を身につけるための設備が整っています。
臨床実習室には歯科臨床現場で使用されているユニット44台があり、現場を意識した充実した実習を行うことができます。

 

国家試験対策

国家試験対策

1年次から始まる講義や実習は、歯科衛生士国家試験を念頭においた内容となっています。
2年次の学年最後に模擬試験が行われ、1年後に行われる国家試験への心構えを作ります。
3年次後期には本格的な対策講義・模擬試験を行うと同時に、個別指導・少人数のグループ学習を行い、 資格取得に向けて一人ひとり丁寧にサポートしています。

 

 

病棟での実習

病棟での実習の画像

看護実践の基本を学べる病棟での実習
近年、歯科衛生士の業務内容は拡大し、入院患者さんに対する口腔ケアも重要な業務の1つです。そのため、本学では歯学部附属病院実習の際、希望者は病棟での実習を受けています。
外来診療では接することができない入院患者さんへの看護や処置を見学することによって、ナイチンゲールの教えにもとづく看護実践の基本を学び、さらに現役看護師の直接指導のもとに行うベッドメイキングや配膳などを通して、入院生活そのものへの理解を深めます。

 

PICK UP!

STUDENT'S VOICE

松岡 那南さんの写真

松岡 那南さん
歯科衛生科3年 神奈川県 横浜市立みなと総合高等学校出身

地域住民の健康を、歯科予防から支えていきたい
印象に残っている授業は「歯科予防処置論」です。附属病院での実習時に、歯科医師や歯科衛生士が歯磨き指導や歯石の除去などのクリーニングを行い、患者さんに指導していた様子を見て、歯を清潔に保つことの重要性を改めて考え、座学での学びに真剣に取り組むようになりました。また、附属病院での実習では、さまざまな患者さんの診療に間近にふれることができ、丁寧な指導のおかげで実践力を向上できました。将来は、地域に根ざした歯科診療所で、歯科衛生士として自分の患者さんを持ち、本学科で得た専門知識とスキルで、予防歯科の観点から地域住民の健康を支えていきたいと考えています。

STUDENT'S VOICE

諸石 夏音さんの写真

諸石 夏音さん
歯科衛生科3年 神奈川県 平塚学園高等学校出身

責任感が芽生えた
さまざまな歯科診療の現場で実習経験

附属病院や診療所などの豊富な実習先が本学科の魅力の一つです。障がい者施設の見学や、幼稚園・小学校の歯磨き指導など臨地実習での経験を積み、有意義な学びができていると実感しています。臨床実習を重ねていくうちに、歯科衛生士としての責任感が生まれ、学ぶべきこと、疑問点などを事前に考えてから臨むようになりました。将来は高齢化により需要が高まっている訪問歯科診療で活躍できる歯科衛生士になりたいと思っています。

TEACHER'S VOICE

花谷 重守 教授

花谷 重守 教授

患者さんの立場で考え、思いやりと共感の心を持った歯科衛生士に
学びの中心となる「歯科衛生士の三大業務」は、全ての患者さんに利益をもたらす大切な内容です。臨床系講義を通して知識を身につけ、模型実習、学生相互実習を通し技術を習得していきます。しかし臨床で最も大切なことはコミュニケーション能力を発揮し「患者さんの立場で考え、思いやりと共感の心を持って接すること」です。臨床実習では、私のこれまでの経験や知識、そして何より患者さんに対する「こころ」を全力でお伝えします。