入学前:保育や教育に関する課題への取り組みや、希望者にはピアノ指導も実施
4月から附属三松幼稚園での見学実習を実施し、保育の目的や、その内容と方法について学びます。8月からは子どもたちとふれあう実習が始まり、その後も教育実習・保育実習を通して保育や子どもへの理解を深めていきます。
■ 身体表現
身体で感じることを大切に、表現についての新しい発見や学びを深めていきます。クラスメイトと一緒に、さまざまに身体を動かして遊び・表現することを子どもや保育と関連づけて学習することで、保育者としての感性を磨きます。
子どもをサポートするための基礎技能科目はもちろんのこと、乳幼児・障がい児、福祉に関する科目などをより深く学修。協力園や施設での学外実習も行い、人間性の向上に努めます。
■ 特別支援保育
「障がいのある子ども」といっても、その「障がい」の種類や程度によって、状態は多様です。また、「障がいのない子ども」に対しても、同様の支援が必要となることもあります。一人ひとりの子どものニーズに対して、理解し、効果的に支援していくための具体的な方法を考えていきます。
(写真左)伊藤 栞里さん
保育科2年 東京都 目黒高校出身
子どもたちに「食の楽しさ」を伝えたい
国語表現法の授業で、自分で考えたパネルシアターに声を出したり真剣に考えたりして楽しんでくれているクラスの友人の姿を見て、保育者のやりがいを改めて感じました。未経験だったピアノも、先生が個人のレベルに合ったレッスンをしてくれたおかげで徐々に上達していると実感しています。将来は、子どもたちに「食の楽しさ」を伝えていきたいと考えています。
(写真右)藤原 萌々恵 さん
保育科2年 神奈川県 横浜市立東高校出身
さまざまな考え方を学び視点が広がった
宗教学や仏教保育を学ぶことでさまざまな考え方を知ることができ、視野が広がりました。印象深いのは、音楽表現の授業で附属の幼稚園で演奏会を行った時のことです。授業で練習した曲を打楽器で演奏すると、子どもたちが曲に合わせて歌ってくれて嬉しかったです。将来は、子どもたちだけでなく保護者の方の気持ちにも寄り添うことのできる保育者になりたいです。