
期間:2026年10月23日(金曜日)~11月28日(土曜日)
場所:鶴見大学図書館 1階エントランスホール
昨年度、第1回「歯科と美術」を開催し、西洋美術に描かれた抜歯や歯科治療の姿をご紹介しました。そして今回、第2回となる貴重書展を開催する機会を得られたことを、大変嬉しく、光栄に思います。
歯科医療の歴史をたどると、そこには単なる治療技術の変遷だけではなく、その時代の社会、文化、人々の価値観が反映されていることが分かります。歯の痛みや治療への恐怖は、ときに深刻な苦痛として、ときには笑いや風刺の題材として、数多くの絵画や版画に描かれてきました。また、作品を詳しく調べていくと、街頭で抜歯を行った「歯抜き人」、女性の歯科治療者、歯科医療の専門職化、さらには義歯の材料や製作技術など、描かれた絵の背景には様々な歴史的資料があることも分かります。
本学は、このような歯科医療と美術・文化との関わりを伝える貴重な資料が数多く所蔵しています。長い年月を経て守り伝えられてきたこれらの資料を、単に「古いもの」として片づけるのではなく、そこに描かれた人物の表情や社会背景、そして当時の人々が歯科医療をどのように受け止めていたのかまで想像しながらご覧いただければと思います。
今回の展示が、歯科医療を医学・技術の歴史としてだけでなく、美術、文学、社会、そして人々の暮らしと結びついた文化の歴史として鑑賞する機会となれば幸いです。
鶴見大学図書館
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入場無料です。
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