コンピュータと人との関係を取り持つ「インタフェース」のひとつに「入力装置」があります.この入力するための機械の歴史を紐解くと,そこには活字印刷との関係や書くことを支える道具,例えば筆や鉛筆,ボールペン等のいわば文房具との関係が見えてきます.今回の展示では,文字の入力装置の歴史を実機を通して見てゆきます.教科書にはない,書くための道具の歴史に思いを馳せてみて下さい.また,コンピュータは,もともとは数値を入力し計算するための道具(計算機)でしたが,その能力が高まると数値だけではなく言語を表現する文字の処理まで担うことになります.そのような文字の入力の歴史の中で,人文資料の電子化に世界で初めて取り組まれた活動の,世界で初めての報告書を今回初めて展示します.日本の大学では鶴見大学にしか収蔵されていない資料です.Digital Humanities と呼ばれる,人文学にコンピュータを導入する学問分野の初期の歴史を辿ってゆきます.
ドキュメンテーション学科 大矢一志
期間:2025年3月22日(土曜日)~5月2日(金曜日)
場所:鶴見大学図書館 1階エントランスホール
【3月22日~4月4日】
月曜~金曜:8時50分~18時
土曜:8時50分~12時30分
【4月5日】
10時~16時
【4月7日~5月2日】
月曜~金曜:8時50分~21時
土曜:8時50分~18時
4月29日(火曜/昭和の日)は開館:8時50分~21時
【休館日(日曜日)】
3月23日、3月30日、4月6日、4月13日、4月20日、4月27日
文字入力装置
Digital Humanities の貴重書
その他の展示
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