※モデル・コア・カリキュラムは、各大学が策定する「カリキュラム」のうち、全大学で共通して取り組むべき「コア」の部分を抽出し、「モデル」として体系的に整理したものです。
臨床実習を行う上で必要となる歯学や歯科治療に関する知識、技術、コミュニケーション能力、態度を評価するための試験で、各大学が協力して構築される共用試験です。
早い時期からタブレットなどを活用してCBTに対応するとともに、きめ細かい指導でOSCEに向けて学習します。
歯科医療従事者を目指すための豊富な基礎実習。
1〜4年次での基礎歯科医学および臨床基礎実習では、歯科医師として医療に携わるための基礎となる知識と技術、ならびに医療人としての心構えと態度を習得し、5年次からの診療参加型臨床実習に臨みます。
実践を経験して現場で磨く対応力と責任感。
5年次から始まる病院での臨床実習では、これまでに学んだ技術を活かし、患者さんと直接関わるなかで、現場での対応や責任を実体験を通して学びます。
歯科医療への新たなニーズに対応する育成プログラム
入学後の成績優秀者を対象に、アドバンスゼミの特別授業を開講。
正規のカリキュラムから一歩進んで実習や研究も豊富に取り入れた「問題解決型」の学習プログラムに、教員と学生が一体となって積極的に取り組んでおり、次世代の歯科医療を支える人材育成を目指しています。
歯学科4年 神奈川県 武相高校出身
渡邉 旭 さん
アドバンスゼミでは自分が興味を持ったことについて、一歩踏み込んだ内容まで学ぶことができます。私は細胞の培養について興味があったので、分子生化学教室のアドバンスゼミを体験しています。普通の学生生活では学べないことなので、とても貴重な経験ができています。
1959年に始まった米国歯科医師会(ADA)主催の歯科学生による研究発表会に参加するために、1995年から日本代表選抜大会を開催し、全国歯学部29校のほとんどから参加しています。その発表に至るまでの研究活動の経緯と、各大学の代表学生と競い合いながらの交流は、将来の可能性を広げていく大きな刺激となっています。
歯学科5年 神奈川県 浅野高校出身
酒井 湧志 さん
授業プログラムの一環で1年次から4年間、歯周病を引き起こす病原細菌の研究をさせていただきました。本格的な研究は初めてで、研究に取り組むスタートから研究過程そして発表に至るまで、大学・先生・友人から多くのサポートを受けました。研究室・実験室の場所の提供、実験方法のアドバイス、英語の語学指導と発表方法まで、決して自分一人では成し遂げられませんでした。この経験を今後に役立てていきたいと思います。