3Dで観て、触って、動かして さまざまな方向から骨の特徴を観察しよう
ヒトや動物の頭の骨(頭蓋骨)や、胎児から高齢者までの成長・老化を3Dモデルで体験。関節などの複雑な構造や、動物特有の形態を観察しながら、ヒトの身体の不思議を考えます。顎の中で成長していく歯を実際に目にすると、思わず驚きの声がでるはず!?
梅澤 妃冴 さん
歯学科2年 横須賀学院高等学校出身
自分の手と連動して映像を動かし、あらゆる方向から観察することができる3Dモデルで、頭蓋骨の細かな構造や、成人と幼児の骨の違い、牛や馬といった生物ごとの違いを学ぶことができました。
実際に頭蓋骨を目の当たりにする機会は限られており、教科書や参考書では十分に理解しきれない部分も、映像技術を利用すれば、人体の構造を深く理解できると実感しました。
アスリ ジャヤワルディナ 学内講師
進化し続ける歯科治療に対応する歯科医学英語
歯科医学英語の主な目標の1つは、歯科分野に早期に触れる機会を提供することです。私の授業では基礎と臨床の両方と密接に関連した英語の技術(歯科)単語、文やフレーズを用いて、歯科用語や表現の使い方に見識を深めます。
歯科治療の新たな発見は、日本でも世界でもつねに行われています。英語のコミュニケーションに習熟することで、グローバルな歯科医師を目指してほしいですね。
佐藤 美奈子 非常勤講師
留学生日本語教育では、1年次の留学生の皆さんが、日本語の4能力(聞く・話す・読む・書く)を磨いて、日本の大学教育の現場にスムーズに馴染み、日々の活動を楽しんでいただくことを目指しています。また、語学の向上にとどまらず、日本文化や考え方を学びます。それらを通して、各々の価値観をブラッシュアップし、日本社会、ひいてはグローバルに活躍できるよう応援しています。
劉 思圓 さん
歯学科6年 中華人民共和国出身
日本の大学で看護を学んでいましたが、歯科医師を目指し本学へ入学しました。周りには優しい方がとても多く、明るく自信を持てるようになりました。臨床実習では実際の治療も体験し、コミュニケーション能力も上昇したと感じます。これからももっと知識を蓄えて臨床経験を積み、チームワークを意識した患者さん想いの歯科医師になりたいです。
歯科医師国家試験に向けた対策・学修支援
学生の理解度を把握し、得意・不得意分野を学生へフィードバック。一人ひとりに合わせたきめ細かな指導を行っています。
学生の理解度に応じたクラス編成で苦手をなくす
さまざまな知識が関連し合う歯科領域の学びでは、苦手な科目をなくすことが重要です。少人数の講義科目では学生の理解度に応じたクラス編成を導入し、一人ひとりに合わせたきめ細かい指導を行っています。さらに学力増強講義で個別に教員に質問をしたり、友人同士教え合いながら理解を深めます。
問題演習はパソコンで実施し、即座に分析
1学年全体に対応できるパソコンを完備した情報処理演習室を設置。問題演習や定期試験にも積極的に活用し、学生が解答したデータをすぐに分析することが可能です。教員は正答率などを参考に学生の理解度を把握し、次の授業や演習問題作成の参考にしています。
また個々の学生の得意・不得意分野を解析し、学生にフィードバック。この結果から、教員指導のもと効率的な学修法を探して実践しています。
“ 学生第一” の教員陣が親身にアドバイス。
1年次より4~5名の学生に対して教員1名が担当し、成績の推移を基に勉強方法や苦手分野の克服法をアドバイスしながら、効率的な知識と能力の定着を図ります。スケジュールや健康面の管理にも気を配り、学生が気軽に相談できる雰囲気を心掛けています。
友人同志の知識を持ち寄り、理解度アップ
平日21 時まで開放されている自習室は、いつも歯学部生が集う場所です。自習室や図書館等、自習やグループ学修に取り組むことができる最適な環境を提供しています。日々の学修や試験対策の勉強は友人同士の知識を持ち寄り皆で学んでいます。
悩みを相談できる先生が身近にいる安心感
「オフィスアワー」とは、授業の合間を縫って、教員が学修面での相談に応じる時間のこと。相談内容は、人間関係や将来の進路に至るまで多岐にわたります。何より学生のことを第一に考える教員たちが、学生の悩みや疑問に、真剣に耳を傾けます。
手持ちのPC・タブレット、スマートフォンからアクセス可能
大学からの周知連絡事項がリアルタイムで分かる鶴見大学ポータルシステムなど、情報ネットワークが整備されています。
全ての授業は録画され、見直しや復習など学生の自習に役立てています。