遠隔授業実施方法等に係る教員向け情報ページ

ホーム > 遠隔授業実施方法等に係る教員向け情報ページ

遠隔授業の実施にあたっては、文部科学省からの通達により「いわゆる同時性又は即応性を持つ双方向性(対話性)を有し、面接授業に相当する教育効果を有すると認められるものであること」が求められております。この点にご留意いただき、遠隔授業を行っていただきますようお願いいたします。

【参考】
文部科学省通達「大学等における遠隔授業の取扱いについて(周知)」
学事日程等の取扱い及び遠隔授業の活用に係るQ&A等の送付について(令和3年5月14 日時点)

 

遠隔授業の形態

以下のいずれかの方法、または、いくつかの方法の組み合わせで遠隔授業を実施してください。

  1. 課題学修型(manabaを利用)
    教科書や参考書(印刷教材等)による学修を自宅等において行う授業です。毎回、授業の目的やねらい、教科書を読むに当たっての留意点や必要な視点・観点を示します。小テストや課題提出により、受講生の理解度の確認、添削指導、質疑応答を行い、受講生同士が意見交換をする機会も設けてください。
  1. オンデマンド型(manabaや外部のクラウド型ストレージを利用)
    授業を録画したビデオや動画、あるいはナレーション付の講義資料(PowerPoint等)を視聴する授業です。小テストや課題提出、設問への解答、添削指導、質疑応答等により受講生を指導するとともに、受講生同士が意見交換をする機会も設けてください。
  1.  同時双方向型(Microsoft TeamsやZoomなどを利用)
    教員と受講生がインターネットを介してリアルタイムに繋がり、音声や動画を用いて行う授業です。教員と受講生同士が同時双方向で議論する機会も用意し、授業実施中に受講生からの質問にも応答してください。
  • 注意点
    1.と2.は「授業の終了後すみやか」に、3.は当該授業実施中に「設問解答、添削指導、質疑応答等による十分な指導」を行うとともに「学生の意見の交換の機会」を確保する必要があります。

 

遠隔授業の実施方法

本学では、1.課題学修型、または、2.オンデマンド型での実施を基本とします。
なお、3.同時双方向型は、実施から接続不具合時の対応、欠席者のための録画公開とフォローまでご自身でできる場合に限り実施してください。(歯学部は学部の方針に従ってください。

3.同時双方向型に用いるツールに関する本学の方針は以下の通りです。

  • 本学ライセンス契約のため、Microsoft Teamsを推奨(利用マニュアルはこちら
    非常勤講師の方が利用する場合は、office365のメールアカウントを申請いただく必要があります。
    申請希望の方は までメールにてお問い合わせください。
  • Zoomのご利用については、 までメールにてお問合せください。

※いずれのツールを用いる場合でも、接続が重くなるなど支障が出ることも想定されますので、接続が中断された場合の対応を予め受講生に指示しておくなどの準備もお願いいたします。

 

学習支援システムmanabaの利用によるお願い

受講生への遠隔授業実施の告知、添削指導・質疑応答等のやり取り、1.課題学修型及び2.オンデマンド型の動画配信や資料配信の手段には、本学の学習支援システム「manaba」をご利用ください。また、以下の点も併せてご対応ください。
なお、manabaのオプションとして出席管理、リアルタイムアンケート等は「Respon」で利用できます。

  • 授業の目的やねらい、教科書を読むに当たっての留意点や、必要な視点・観点などを示す。
  • 課題学修型及びオンデマンド型の遠隔授業では、授業開始時間までに動画・資料・課題等を配信する(配信が遅れる場合には受講生に周知のうえ、すみやかに配信する)。
  • 予習・復習における学習内容や時間について適宜指示する。
  • 設問解答、添削指導、質疑応答等を通じた十分な指導を行う際に、受講生とのコミュニケーション方法を周知する。
  • PCやプリンタを所有していない学生もいることに留意する(Word、Excel等のPCを使った課題学修、印刷教材のプリントアウト)。
  • 同時双方向型の遠隔授業を実施する場合、前日までに受講生に必要な指示を行う。また、各回の授業内容(動画や音声)を録画し、機器等の不具合等で、リアルタイムで視聴できない受講生が閲覧できるよう対応をお願いします。

manabaのログインページ
manabaのマニュアル

 

遠隔授業における著作物の使用

2021年4月より、「授業目的公衆送信補償金制度」が本格運用となり、本学では同制度に則って公衆送信を行う遠隔授業で著作物利用をする際に、一般社団法人授業目的公衆送信補償金等管理協会(SARTRAS)に補償金を支払う手続きを行っており、授業目的公衆送信補償金に係る指定管理団体に指定されています。なお、補償金支払いが完了する前においても、登録・申請・補償金の支払いを前提として、4月1日より、著作権法第35条による著作物の利用が可能となっております。
詳細につきましては、「改正著作権法第35条運用指針(令和3(2021)年度版)」等が公開されておりますので、一般社団法人授業目的公衆送信補償金等管理協会(SARTRAS)ホームページ にてご確認ください。

  1. SARTRAS、 学校教育と著作権(著作権法第35条)
  2. 改正著作権法第35条運用指針(令和3(2021)年度版)
  3. 授業目的公衆送信補償金規程
  4. 補償金制度利用に関するFAQ


あわせて、補償金の権利者への適正な分配のための資料となります著作物の正確な利用報告(サンプル方式)を求められますので、「第三者の著作物を利用して教材を作成するなどして授業目的公衆送信する際は、常時利用している著作物の出所を明示しておくようにしていただくと、利用報告の際便利です。」との出所の明示の慣習化促進のお願いがありましたので、御協力方お願いします。

  1. 利用報告項目の説明(ご協力のお願い)
  2. 利用報告例

また、ご不明の点は、SARTRASに直接お問い合わせください。

  1. SARTRAS お問い合わせ

 

遠隔授業のサポート



 

授業実施方法等の変更

授業実施方法等に変更があった場合は、manaba等を利用して、必ず受講生への周知徹底をお願いします。

 

その他

本学では様々な学内システムを用意しています。

  • ポータルシステム
    履修登録で利用する他、休講、教室変更、掲示板情報、就職関連情報などが参照できます。
  • manaba
    教材の配布や小テストの実施、レポート提出など、授業・学習支援に利用します。
  • Respon
    出席管理、リアルタイムアンケートなどが利用できます。
  • Microsoft Office365
    メールやWord、Excel、PowerPointなどのOffice製品、OneDrive(ストレージ)、Teams (Web会議機能)などが利用できます。
  • 学内無線LANサービス
    大学構内において、パソコンやタブレット、スマートフォンなどの端末から、無線LAN経由で学内ネットワークに接続し、インターネットが利用できます。
  • 図書館WEBサービス
    図書館資料の検索や自分が借りている図書、予約図書状況の確認ができます。
  • 学認(GakuNin)
    教育・研究のために本学図書館が契約している電子ジャーナルなどが参照できます。
  • eduroam
    本学発行のID・共通パスワードを利用して、他大学等の無線LANが利用できます。
  • SSL-VPN接続サービス
    自宅等の学外から学内LANを利用できます。

 

『学生生活』学内情報ネットワーク利用ガイドを参照してください。