令和7年度つるみ連携カレッジお申し込み希望の方は必ず下記内容をご理解ご承諾の上、本ページ下部の申し込みフォームよりお申し込みください。
テーマ |
アジアの祈りの世界 |
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講座概要 |
本学文化財学科の教員は、考古学、宗教学、美術史学、文化財科学、歴史学等多様な分野の専門家で、アジア各地で調査、研究を行っている第一線の研究者である。本講座では、本学科のそうした特色を活かし、「アジアの祈りの世界」を共通テーマとすることとした。 第1回は、仏教誕生の地インドで長らく考古学調査に携わってきた上杉が、インド中を歩き回った成果としてインドの仏教寺院やヒンドゥー教寺院などのインドの祈りの場の多様性を祇園精舎に比定されるサヘート遺跡の他、アジャンター石窟、カジュラーホ(ヒンドゥー教)などを取り上げて議論する。第2回は、中国や沖縄で調査を重ねる鈴木が、神仏や祖先に祈りを捧げるときに供える紙銭や賽銭を東アジアの広い視野から紹介する。第3回は、中国各地で調査を重ねてきた田中が、甘粛省の石窟寺院・敦煌莫高窟の内部の壁画や彫塑から仏教の祈りの空間を紹介し、図像が意味する人々の祈りの諸相を読み解く。第4回は、日本各地の墓石、古墳の石室、城の石垣など石造文化財の調査や保存に関わってきた星野が、墓石の歴史的変遷と現代の供養を紹介する。第5回は、修験道本山派の成立過程を歴史学から明らかにした近藤が、山岳信仰から誕生したといわれる修験道の歴史を仏教との関係から読み解き、修験道における山林修行の意味や信仰対象についても考察する。 この5回の講座からアジア各地で調査・研究を行っている本学教員の姿と祈りの世界の多様性と奥深さを知って頂けたらと願っています。 |
開講日程 |
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会場 |
鶴見大学図書館 地下ホール(対面) |
受講料 |
全5回 4,000円 |
定員 | 40名(先着順) |
申込方法 |
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申込先 | 〒230-8501 横浜市鶴見区鶴見2-1-3 鶴見大学総務部総務課 TEL:045-580-8686. |
申込フォーム |