遠隔授業実施にかかる教員向け情報ページ

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本学では、文学部・短期大学部は5月18日(月曜日)から前期期間中、歯学部は5月11日(月曜日)から5月29(金曜日)まで、遠隔授業(多様なメディアを活用したオンライン授業)を実施いたします。
今後、遠隔授業に必要な情報は本ページに集約していきますので、適宜、参照してください。

遠隔授業の形態について

遠隔授業とは、以下のいずれかの方法、または、いくつかの方法の組み合わせで授業を進めることを意味します。

  1. 課題学修型遠隔授業(manabaを利用)
    教科書や参考書(印刷教材等)による学修を自宅において行う授業です。毎回、授業の目的やねらい、教科書を読むに当たっての留意点や必要な視点・観点を示します。小テストや課題提出により、受講生の理解度の確認、添削指導、質疑応答を行い、受講生同士が意見交換をする機会も設けます。
  2. オンデマンド型遠隔授業(manabaや外部のストレージを利用)
    授業を録画したビデオや動画、あるいはナレーション付の講義資料(PowerPoint等)を視聴する授業です。小テストや課題提出、設問への解答、添削指導、質疑応答等により受講生を指導するとともに、受講生同士が意見交換をする機会も設けます。
  3. 同時双方向型遠隔授業(Microsoft Office365 Teams ZOOM(ズーム)などを利用)
    教員と受講生がインターネットを介してリアルタイムに繋がり、音声や動画を用いて行う授業です。教員と受講生同士が同時双方向で議論する機会も用意し、授業実施中での受講生からの質問にも応答します。
  • 注意点
    1.2.は「授業の終了後すみやか」に、3.は当該授業実施中に「設問解答、添削指導、質疑応答等による十分な指導」を行うとともに「学生の意見の交換の機会」を確保する必要があります。

遠隔授業の実施にあたり

遠隔授業の実施は、教員・学生の双方にとって未知数なところが多分にあります。学生側(特に新入生)の通信環境にご配慮いただけましたら幸いです。
本学としては、1.課題学修型遠隔授業、または、2.オンデマンド型遠隔授業での実施を基本とします。
なお、3.時双方向型遠隔授業は、実施から接続不具合時の対応、欠席者のための録画公開とフォローまでご自身でできる教員に限り実施してください。

同時双方向型遠隔授業に用いるツールに関する本学の方針は以下の通りです。

  • 本学ライセンス契約のため、Microsoft Office Teamsを推奨 (利用マニュアルはこちら
    非常勤講師の方が利用する場合は、office365のメールアカウントを申請いただく必要があります。
    申請希望の方は までメールにてお問い合わせください。
  • ZOOM(ズーム)については利用を妨げませんが、本学によるライセンスの提供はありません。
    ※ライセンスなしのZoomの利用は40分となっておりますが、90分つないだままにすることは必須ではなく、最初と最後につなぐなど授業運営を工夫してください。
    ※いずれのツールを用いる場合でも、多くの大学が本格的に利用を開始すると、接続が重くなるなど支障が出ることも予想されます。Teamsを主としてZoomを予備とするなど、接続が中断された場合の対応を予め受講生に指示しておくなどの準備をお願いいたします。

遠隔授業の実施、資料配信及び課題提示の受講生への周知:manabaの活用

受講生への遠隔授業実施の告知、添削指導・質疑応答等のやり取り、オンデマンド型遠隔授業及び課題学修型遠隔授業の動画配信や資料配信の手段には、本学の学習支援システム「manaba」を使用するようお願い申し上げます。また、遠隔授業実施の際には、以下の点も併せてご対応いただけましたら幸いです。

  • 課題学修型及びオンデマンド型遠隔授業では、授業開始時間までに動画・資料・課題等を配信する(配信が遅れる場合には受講生に周知のうえ、すみやかに配信する)。
  • 予習・復習における学修内容や時間について適宜指示する。
  • 設問解答、添削指導、質疑応答等を通じた十分な指導を行う際に、受講生とのコミュニケーションツールを周知する。
  • PCやプリンタを所有していない学生もいることに留意する(Word、Excel等のPCを使った課題学修、印刷教材のプリントアウト)。
  • 同時双方向型遠隔授業を実施する場合、前日までに受講生に必要な指示を行う。また、各回の授業内容(動画や音声)を録画し、リアルタイム視聴ができない受講生、機器等の不具合で視聴できない受講生が閲覧できるよう対応をお願いします。

manabaのログインページ 
manabaのマニュアル
 

遠隔授業における著作物の使用について

著作物の使用について、授業で使用する場合であっても、資料のインターネット送信については個別に権利者の許諾を得る必要がありましたが、この度の新型コロナウイルス感染症に伴う遠隔授業等のニーズに対応するため、平成30年の著作権法改正で創設された「授業目的公衆送信補償金制度」が令和2年4月28日より施行されることとなりました。そのため、令和2年度に限り、遠隔授業の資料作成のために、個々の権利者の許諾を得ることなく著作物を使用することが可能となっております。
但し、著作物の使用は権利者の利益を不当に害さない範囲に限られていますので、使用の際には以下のことに充分ご留意いただきますようお願いいたします。

【参考】 https://sartras.or.jp/archives/20200406/

  • 基本的には対面授業の際の著作物利用と同様の範囲を逸脱しないようにお願いいたします。
  • 資料を送信する場合の受信者の数は、授業の履修者数を超えないようにしてください。また、閲覧できる範囲も本学学生に限られるようアクセス制限等をかけるようにしてください。
  • 紙、デジタル等形式にかかわらず、原則として著作物の小部分の利用としてください。

遠隔授業のサポートについて



遠隔授業実施に伴うシラバスの修正について

遠隔授業実施に伴い、授業内容や評価方法を変更なさる場合には、必ず学生への周知徹底をお願い申し上げます。