長期の休暇期間中は、開放的な気分になり、気が緩み、事件や事故に遭遇するケースが多くなります。
中には、興味本位で行動した結果、事件に関わってしまったケースもあります。
日頃から、一人ひとりが自覚を持ち、事件や事故に遭遇しないように注意をお願いします。
20歳未満やお酒の飲めない人には、どんな理由があっても絶対にお酒を飲ませない。
SNSを投稿する際は、適切な内容か、責任を持てる内容か、不用意な言動はないか、人の名誉を傷つけたり評価を下げたりする行為、著作権や肖像権を侵害した行為、個人情報漏えい等をしていないか、もう一度よく確認してください。違法行為となれば、「法的な処罰」や「就職内定の取消し」等といった事態に発展することもあります。知らなかったでは済まされません。場合によって、大学の懲戒処分の対象になることもあります。
一度投稿したものは完全に削除することは困難です。自分の意思と関係なく拡散したり、ネット犯罪に巻き込まれたりすることもあります。匿名で投稿しても実名が明らかになり、その後、家族や友人にまで被害がおよぶこともあります。不用意な言動は避け、多くの人が閲覧していることを意識して利用する様にしてください。
SNSやインターネットの掲示板には、仕事の内容を明らかにせずに著しく高額な報酬の支払いを示唆するなどして犯罪の実行者を募集する投稿が掲載されています。
簡単に高収入を得られるなら、と応募して、強盗や詐欺といった犯罪に加担することとなり、逮捕された人が多くいます。絶対に手を出さないでください。
一度加担してしまうと、“やめたい”と思っても応募したときに登録した自分自身、家族等の個人情報を基に、「家に行く」「周囲の人に危害を加える」と脅され、逮捕されるまで抜け出せません。
犯罪グループは雇った人間を都合よく利用した後、「捨て駒」として切り捨てます。待ち受けているのは、重い刑罰です。
各都道府県・指定都市では、「こころの健康相談センター」を設置し、保健師・精神保健福祉士等の専門職が面接や電話等により、こころの健康相談を受付けています。
センターの所在地や相談方法は、お住まいの自治体のホームページで確認ができます。
(参考)
パートナー等からの暴力(DV)の悩みについて相談できます。DV相談ナビは、最寄りの窓口につながります。DV相談+(プラス)は、24時間の電話相談、SNS・メールでも対応しています。
※この他に、本学学生が利用できる健康相談・メンタルヘルス相談については、ポータルサイト でお知らせしております。
若者を狙った詐欺やマルチ取引、友人関係を利用した儲け話などへの勧誘が増えています。確実に儲かる、大金を稼げるといった話には要注意です。契約する前に家族など信頼できる人に相談するようにしましょう。
ここ数年、サークル・低料金の旅行情報・ボランティア・セミナー・アルバイト等、様々な仮面をかぶったカルト集団が言葉巧みに学生を狙っています。カルトは判断力を失わせ、自分たちに都合のよい人間に仕立てようとします。しつこい勧誘等があった場合、直ぐに家族や身近な信用できる人に相談しましょう。トラブルが生じた場合は大学にも報告・相談してください。
2024年6月20日
鶴見大学・鶴見大学短期大学部 学生支援課