昨今、ChatGPT等の生成系AIの能力が飛躍的に向上し、それを誰もが利用できるようになってきました。
生成系AIと対話しながら分からないことを調べることによって、自らの学習につながる等の利点もあると同時に、その利用にあたっては様々な注意が必要です。
学生の皆さんは以下の点に十分に注意してください。
なお、本学では生成系AIの有効な利用方法について、継続して検討を行っていきます。
- 生成系AIで出力された内容は過去にインターネット上に存在した情報であること、さらに事実かどうかよりも単語の出現頻度や相互関係を考慮して文章を作成することなどから、もっともらしく見えても間違いがある場合があります。
- 生成系AIで出力された内容には著作物が含まれていることもあり、そのまま利用することは、著作権侵害、盗作、剽窃※になる場合があります。
※剽窃・・・他人の著作から全部または部分的に文章、図表、語句、話の筋、思想などを盗み、自作の中に自分のものとして用いること
- 生成系AIで入力した情報がAI自身に利用され、それを第三者の回答に利用されてしまうこともあり、個人情報等を含んだ内容を生成系AIに入力すると、それらの情報が意図せず流出、漏洩する可能性があります。
2023年5月26日
鶴見大学・鶴見大学短期大学部
学長 中根 正賢