鎌倉歴史文化交流館企画展「出土漆器の美」への本学所蔵品を貸出

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 鎌倉歴史文化交流館で開催される企画展「出土漆器の美」へ、本学所蔵品の貸出を行っています。
 鎌倉では、中世の人々が日常的に使用していた漆器類が多く出土しており、中でも黒漆地に朱漆で文様を描いた椀や皿は、国内でも突出した出土例を数えます。企画展では、漆絵椀皿を中心に、鎌倉で出土した漆器関係遺品や道具類、さらに鎌倉彫や彫漆などを多く展示しています。本学からは、建長寺の1413年火災ゴミ穴から2000年に発掘された朱漆折敷・椀と黒漆天目茶碗・台の復元模造の2件(2002年 中里壽克 本学文化財学科前教授制作)が貸し出され、中世の鎌倉に生きた人々の生活を想像する一助となっています。
 ぜひ鎌倉歴史文化交流館へ足を運び、椀や皿の独創的な世界観を味わってみてください。

開催期間 平成30年9月15日(土曜日)~12月15日(土曜日)
会 場 鎌倉歴史文化交流館 別館・考古展示室
観 覧 料 一般300円、小・中学生100円
展示構成 1 漆絵椀皿の世界 ― 赤と黒の織り成す美
2 漆器の生成享受 ― 生産と消費のかたち
3 鎌倉彫と彫漆類 ― 鎌倉国宝館コレクション
出 品 数

約140点

鎌倉歴史文化交流館 企画展「出土漆器の美」ポスター