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施設・附属機関

歯学部附属病院

豊富な臨床例と卓越した研究業績を誇る地域医療の拠点病院。

歯科医療が扱う領域はきわめて多様です。虫歯や歯周病の治療、入れ歯やインプラントだけでなく、たとえば舌や顎にできるがんのように重篤な疾患も、歯科医師が扱わなければならない分野。がんに限らず、全身性の疾患が口腔や顎の症状としてあらわれたり、逆に顎口腔領域の疾患が全身に影響を与えることは少なくありません。鶴見大学歯学部歯学科が、基礎医学の修得に力を入れているのは、広範な歯科領域をカバーしながら、口腔だけでなく全身を診られる歯科医師を養成しようとしているからです。
歯学部附属病院でも、内科や眼科といった、歯科領域に近接する診療科を設置して、医歯連携によるチーム医療を実践しながら、真に患者さん本位の医療を体現しています。また同院は、歯学部附属病院としては、厚生労働省から認可を受けた唯一の"開放型病院"。開業歯科医がその患者さんとともに来院して、大学病院側の医師とタッグを組んで高度な治療を行うなど、まさに地域歯科医療の砦といえる存在となっているのです。
臨床と並んで重要な役割である研究面でも、再生医療や新たな診断・治療法の開発など、最先端の分野で着実に業績をあげています。皆さんは、こうした歯科医療の現場と身近に接しながら学生生活を送り、5年次からは日々850~1000人もの患者さんを受け入れるこの病院での臨床実習でスキルを磨くことができます。充実した臨床・研究と密接に関わりあうことは、歯科医師としての自覚と責任、そして技術と知識とを高めてくれることでしょう。

最先端の歯科医療施設(歯学部附属病院)

1F 初診室、小児歯科、内科・循環器科、口腔顎顔面インプラント科、専門外来

初診室

初めて病院を訪れる患者さんの窓口です。
初期診断を受け、必要に応じて応急処置をした後、それぞれの専門各科へ送られます。

小児歯科

子どもをリラックスさせるために、診療台を水平にしたり、壁に絵を描くなどの工夫が施されています。治療面でも、歯と歯の間にフッ素入りの予防剤を塗るなど、新しい予防処置も用いています。

内科・循環器科

高齢化社会が進み、さまざまな疾病を持った患者さんが歯科治療に来院されます。そうした患者さんの全身的、精神的管理の上で、今では歯科において内科や循環器科は欠かせない存在です。また、そうした歯科治療を目的とした患者さんだけでなく、一般外来の患者さんも診療しています。

口腔顎顔面インプラント科

歯の欠損部分に人工歯根を植え、その上に歯冠や義歯をかぶせるのをインプラントと呼びます。その範囲を顔面全体にまで広げ、インプラントによる口腔顎顔面の治療をします。腫瘍などで目、鼻、耳、顎などを摘出した人、先天的に無い人に対して欠損部にインプラントを行います。

専門外来

卒煙・いびき外来があります。

2F 口腔外科・顎顔面外科・ 口腔内科、歯科麻酔科、矯正科、
画像診断・放射線科(画像検査部)、眼科、口腔機能診療科、外来手術室

口腔外科・顎顔面外科・ 口腔内科

抜歯をはじめ、口の粘膜や骨の病気、顎や口の腫瘍などの外科的治療を行っています。特に、顎関節症やインプラントなどでは、各専門科と連携して大きな成果を挙げています。

歯科麻酔科

全身疾患、あるいは極度の緊張で通常の治療に耐えられない患者さんに、麻酔や鎮痛剤などを使用して円滑な治療を行います。また、ペインクリニックや障害者の治療にも積極的に取り組んでいます。

矯正科

受け口や八重歯、歯並びや噛み合わせなどの異常を矯正します。顎関節症の診断や治療に対応できる顎の機能を検査する機器も設置して、総合的な治療に力を入れています。

画像診断・放射線科(画像検査部)

虫歯や歯周病の様子、骨や関節の異常などを検査し、治療に不可欠の重要な情報を各科に提供しています。MRIによる顎関節症の診断やファイバースコープで癒着をはがす治療なども行われています。

眼科

一般的な眼科疾患のみならず専門外来として、前眼部疾患・角膜疾患・白内障、特にドライアイに対する治療を行っております。

口腔機能診療科

新たな医療ニーズに応えるため、いくつもの専門外来があります。ドライマウス外来をはじめ、摂食嚥下外来、口臭外来、東洋歯科医学外来、白くて美しい歯外来、アンチエイジング外来、歯科遺伝子外来、アピアランス外来があります。

外来手術室

口腔外科に設置されている外来患者さんのための手術室です。

3F 総合歯科、高齢者歯科、障害者歯科、キッズルーム

総合歯科

保存科や補綴科など複数の科にまたがる治療が必要な患者さんを担当。1と2に分かれ、1は学部学生、2は国家試験合格後の研修医が診療にあたり、ベテランの歯科医師が治療終了まで指導します。

高齢者歯科

対象者は 75歳以上、もしくは65歳以上で基礎疾患(脳や心臓疾患、糖尿病)のある人です。血圧や心電図のモニタリングのほか、必要に応じた入院下での全身管理、カウンセリングにも力を入れています。

障害者歯科

バリアフリーにも配慮された障害者専用の治療室です。いままでは治療が難しかった重度の障害をもつ方にも対応できるようになりました。介護者の方も治療の様子を見ることができるようになっています。

キッズルーム

親御さんが歯科診療中にお子さんをお預かりして保育しますので安心して歯科治療が受けられます。
対象となるお子さんは0歳から就学前までのお子さんで料金は無料です。

4F 補綴科(クラウンブリッジ・義歯)、保存科(むし歯・歯周病)、中央技工室

補綴科(クラウンブリッジ・義歯)

歯の欠損部を歯冠や義歯などで補い、噛み合わせを回復させるための専門科です。口腔外科と協力して、インプラント(人工歯根)や顎関節症の治療などを行い、患者さんの要望に応えています。

保存科(むし歯・歯周病)

歯を失う原因の約9割を占める齲蝕(むし歯)と歯周病の治療を行います。欠損した歯の修復、歯周病の進行停止や失った組織の再生治療などを行っています。

中央技工室

歯科技工士が義歯の製作や歯冠の修復などを行っています。最新の技術と理論に基づいて機能性、審美性に優れた技工物(現在は義歯だけでなく、口腔顎顔面インプラント科が依頼する義眼や顎までをもこなす)を製作し、各診療科からの信頼に応えています。

5F ナースステーション、手術室、中央外来手術室、処置室

ナースステーション

歯や顎、舌などの口腔に現れるさまざまな病気で、入院治療を要する患者さんのための施設が病棟です。24時間、患者さんを看護しています。

手術室

病棟内に設置された手術室。歯や顎、舌などの口腔に現れる様々な病気に対する手術が行われています。
交通事故などによるけが、腫瘍、骨髄炎などの治療のほか、受け口などの咬み合わせを改善する手術も行っています。

中央外来手術室

主としてインプラント科、眼科の局所麻酔下、鎮静下での手術を行う新設の手術場です。

処置室

入院患者の診療処置をするために設置されています。