鶴見大学学長 木村清孝(文学博士) |
本学は、曹洞宗大本山總持寺が設立した大学で、「大覚円成 報恩行持」をモットーとし、仏教、とくに禅の精神にもとづく教育を進めています。簡潔にいえば、単なる知育ではなく、「お釈迦さまと同じ悟りの知恵を身につけることに努め、人として生まれたことに感謝し、すべてのものに愛情をもって接し、正しい生活をする」人間を育てる総合教育を目指しているということです。
このような教育方針のもと、私たちは、文学部、歯学部、短期大学部をもつ総合大学として、日本の学術の発展と有為な学生の育成に努めております。とくに本学は、大都市圏にありながら、緑と静けさに恵まれた總持寺の境内に位置します。そのため、環境的にも抜群の条件に恵まれ、このことが教育・研究の進展に大いに幸いしているといえるでしょう。また本学は、比較的小規模な大学ですので、この点を生かして、従来から学生一人一人にまで目を配り、学生それぞれがもつ長所をできる限り伸ばすことに心がけてきました。その成果は、着実に上がってきつつあると自負しております。いわば「オンリーワン」教育の実践です。学生諸君がみな明るく仲良く、クラブ活動やボランティア活動が盛んなのも、おそらくこのことと密接に関わっていると思います。
本学への入学を目指している受験生の皆さんは、このような本学のかけがえのない良さをぜひ理解し、受験してください。また、本年、めでたく本学に入学された皆さんは、どうか勉学に、クラブ活動やボランティア活動に積極的に参加し、本学の良さを実感し、その中で自己形成に努めてくださるよう、願ってやみません。



鶴見大学学長 木村清孝(文学博士)